「天性の女優」今年最も飛躍を期待、19歳のチャン・ズーフォンに映画界からも絶賛の声

Record China    2021年4月6日(火) 12時50分

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中国で公開中の映画「我的姐姐」(SISTER)に主演する女優チャン・ズーフォンが、今後も映画3作品の公開を控え、今年最も飛躍が期待される若手女優となっている。

中国で公開中の映画「我的姐姐」(SISTER)に主演する女優チャン・ズーフォン(張子楓)が、今後も映画3作品の公開を控え、今年最も飛躍が期待される若手女優となっている。

2日から公開されている「我的姐姐」は、「清明節」の連休初日に当たる3日だけで興行収入1億5000万元(約25億3000万円)を突破する人気に。男尊女卑の根強い伝統の中で、両親に半ば見捨てられていた少女が、20歳を過ぎてから両親の交通事故死によって急に6歳の弟を引き取ることになり、そこから姉と弟の姿が描かれるストーリー。19歳の女優チャン・ズーフォンが主演している。

子役出身のチャン・ズーフォンは2010年、映画「唐山大地震」で主人公の少女時代を演じ、中国の映画賞「百花奨」の最優秀新人賞を受賞。人気シリーズ映画「僕はチャイナタウンの名探偵」などでも知られる。昨年は映画や演劇専門の名門大学・北京電影学院に全国で第3位の成績で入学している。

「我的姐姐」に続いて今年8月までの間に「再見,少年」「秘密訪客」「盛夏未来」と、主演あるい出演した3作品の公開を控えている。チャン・イーモウ(張芸謀)監督が映画「サンザシの樹の下で」で見出した女優チョウ・ドンユィ周冬雨)に匹敵する演技派であることから、“チョウ・ドンユィ二世”の声も上がり、今年最も飛躍が期待される若手女優となっている。

チャン・ズーフォンについては共演者からも絶賛する声が多く、フー・ゴー(胡歌)やワン・バオチアン(王宝強)といった中国映画を支える人気俳優たちも、「役柄への理解力が実年齢をはるかに超えている天性の女優」「冷静沈着で非常に細やか、表情に富んだ演技ができる」などと高い評価を送っている。(Mathilda

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