anomado 2021年4月6日(火) 11時50分
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ドラマ「玉骨遥」を撮影中のシャオ・ジャンが、悪質なファンによる迷惑行為に対して、自制を求めるメッセージをSNSに投稿した。
どこの国にも過激なファンというのはいるものだ。アイドルをつけ回して自宅を突き止めたり、部屋に侵入してプレゼントを置いたり、執拗に電話をかけてきたり…。このような悪質なファン、いわゆる「ヤラカシ」は、中国でもたびたびニュースになる。
中国の悪質なファンによる典型的な迷惑行為には2種類ある。1つは、有名人を尾行して私生活を盗み撮りし、SNSなどに投稿する「私生」。もう1つは、人に頼まれてドラマの制作現場などで盗撮し、それによって収益を得る「代拍」と呼ばれる人々だ。
現在、ファンタジー時代劇「玉骨遥」(原題)の撮影のために、世界最大級の映画スタジオ・横店影視城でタイトな撮影スケジュールをこなすシャオ・ジャン(肖戦)は、エスカレートするファンの迷惑行為に耐え切れず、ついに4月5日のSNSに自制を呼びかけるメッセージを投稿した。
「2016年のデビュー時から繰り返しお願いしていますが、私は公式のイベント会場でのファンとの交流を望んでいます。飛行機の中まで追いかけてきたり、車を尾行したりするのはやめてください。車でスピードを出して追いかけたり、追い抜いてから速度を落として、進路を妨害したりするのはとても危険です。また、夜中にホテルのドアをノックしたり、ドアに耳をつけて中の物音を聞いたり、ホテルの前に集まったりするのもやめてください。昨日はホテルのフロアに入るドアの暗証番号を、誰かが繰り返し間違えた結果、部屋に入ることができなくなりました。このような行為はドラマの撮影に多大な影響を及ぼします。皆さんは各自の生活に戻り、自分のためになることをしてほしいと願います」
中国版ツイッター・ウェイボー(微博)に投稿された関連動画には、部屋に入れずドアの前に立ちすくむシャオ・ジャンと、その後ろでスマホを構えるファンの群れが映っており、彼女らがクスクス笑う声が収録されている。人気が上がれば上がるほど、ファンの迷惑行為もエスカレートする結果となり、シャオ・ジャンのストレスもピークに達しているに違いない。
かつてシャオ・ジャンは「ドラマの撮影時がいちばん気が楽」と言ったことがあるが、今は一時の油断もできない状況だ。悪質なファンへの対策に苦心しながら、ハードなドラマ撮影を無事に乗り切れるかどうかが心配されている。(提供/華流・anomado)
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