中国産パイナップルを台湾産と偽装して日本で販売?台湾メディアが誤報―中国メディア

Record China    2021年4月6日(火) 14時20分

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5日、観察者網は、台湾メディアが「中国産パイナップルを台湾産と偽装して日本で販売している」と報じた内容が誤報であるとして、当事者が謝罪を求めていると報じた。写真はパイナップル。

2021年4月5日、中国メディアの観察者網は、台湾メディアが「中国産パイナップルを台湾産と偽装して日本で販売している」と報じた内容が誤報であるとして、当事者が謝罪を求めていると報じた。

記事は、台湾メディア・自由時報が3日、「ある青果業者が日本のECサイト上で中国本土産パイナップルを台湾産と偽って低価格で販売し、本物の台湾産パイナップルを値崩れさせている」と報じ、台湾当局もこの情報を事実であるとして日本側に調査協力を求めたと伝えたことを紹介した。

そして、自由時報が偽装の「唯一の根拠」として挙げたのが、業者の宣伝画像内に写っているパイナップルの包装箱に中国本土の果物業者の名称が書かれていたことだと説明。報道ではこの件について「ある匿名の業者が、日本人が台湾産パイナップルを支持している中で本土産のパイナップルが混入していたとなれば、苦労して築いてきた日本での評判が損なわれかねないと憂慮を口にした」とも伝えられたとしている。

その上で、3日午後に問題の果物業者を名乗る台湾のネットユーザーがSNS上で自由時報の報道が誤報であると主張し、「私は台湾産パイナップルを売っている。画像の箱は中国本土向けに輸出する際に使っていたものだ。報道によって日本からの注文が大量キャンセルとなった。記事を書いた記者に謝ってもらいたい」と訴えたことを伝えた。

記事によれば、4日夜時点で自由時報の報道を引用して伝えたメディアなどから当人に記事削除と謝罪の連絡があったものの、自由時報からは「相応の反応が見られない」という。(翻訳・編集/川尻

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