Record China 2021年4月11日(日) 21時20分
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8日、頭条新聞によると、中国山東省でスクーターに乗っていて倒れた男性を助けようとした市民が、逆に加害者扱いされるトラブルが発生した。
2021年4月8日、頭条新聞によると、中国山東省でスクーターに乗っていて倒れた男性を助けようとした市民が、逆に加害者扱いされるトラブルが発生した。
記事によると、同省済南市で7日、路上を走行していたスクーターが転倒し、年配の男性が負傷した。その際、すぐそばをやはりスクーターで走っていた趙(ジャオ)さんが男性を助け起こした。
しかし、趙さんに助け起こされた男性は「あんたがぶつかってきた。足にけがをしたぞ」と逆ギレ。2人は口論となり、良心から男性を助けたにもかかわらず加害者扱いされた趙さんは憤慨し、警察を呼んで監視カメラの映像を確認してもらうことにした。
警察官が監視カメラの動画を確認したところ、男性は明らかに自分でバランスを崩して転倒していた。ウソをついていた男性は、警察官に説教を受けたとのことだ。趙さんは「腹が立った。結局相手からは感謝の言葉も謝罪の言葉も聞かれなかった」と語っている。
この件について、中国のネットユーザーは「これって恐喝だよな」「説教だけ?牢屋に2年ぐらい入れとけよ」「安易に人を陥れようとするヤツには厳罰を下さなければ。説教だけじゃ抑止効果がない」「罪を犯すことの代償が小さ過ぎるんだよ」「監視カメラの映像があったからいいけど、人を助ける時には録画しといたほうがいいな」「どうして善人だけ名前が紹介されて、悪人の名前も顔も隠して伝えるのか」といった感想を残した。(翻訳・編集/川尻)
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