Record China 2021年4月9日(金) 15時0分
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8日、インターネットのメッセンジャーアプリ「Telegram」に「n番ルーム」を開設し、未成年の女性らを脅迫して撮影したわいせつ動画を共有した韓国の大学生に懲役34年の判決が言い渡された。資料写真。
2021年4月8日、韓国でインターネットのメッセンジャーアプリ「Telegram(テレグラム)」に「n番ルーム」を開設し、未成年の女性らを脅迫して撮影したわいせつ動画を共有した25歳の大学生、ムン・ヒョンウク被告に懲役34年の判決が言い渡された。
韓国・MBCによると、ムン被告は昨年初めまでの5年間、約1900回にわたり未成年者らにわいせつな動画を撮影させた疑いが持たれている。2年前からは「カッカッ」とのハンドルネームで「n番ルーム」を開設。流布された映像は3726件、被害者は30人を超え、「史上最悪の性犯罪」とも呼ばれている。
裁判所は「被告人が数十人の被害者をゲームのアイテムのように扱い、変態的、サディスティック的な行為を繰り返し、回復不可能な被害を与えた罪は非常に重い」として、わいせつ物の制作・配布など12の容疑を適用し、懲役32年の他、身元情報公開10年、就業制限10年、位置追跡装置の装着30年を命じた。ただし、「営利目的でわいせつ物を流布させた」との容疑については「立証が不十分」として無罪を言い渡した。
無期懲役を求刑していた検察は「判決文を検討し、控訴するかどうか決定する」と話しているという。
これに韓国のネットユーザーからは「34年ではなく最低でも340年は必要」「刑を全うして出てきてもまだ60歳前。また罪を犯すことも十分に可能な年齢だ」「死刑が出てもおかしくない犯罪なのに」「米国なら260年、中国なら死刑だろうな。韓国の裁判所は心が広すぎる」など不満の声が多数上がっている。
一方で「今回は厳しくいったね。犯罪に寛容は要らない」「これからも青少年犯罪はこれくらい重く扱ってほしい」「韓国の刑罰はいつも軽すぎる。でもこの件についてはそれなりの判決が出てよかった」「韓国にしては頑張ったのでは?」と納得する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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