北京に住む「億万長者」が米NY超え世界一に、増加数はNYの5倍近く―中国メディア

Record China    2021年4月11日(日) 17時20分

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北京市が米ニューヨーク市を抜いて、米ドル換算で1億ドル以上の住む人が世界で最も多い都市になった。写真は北京市内の北海公園にある白塔。

中国メディアの新浪網などは10日までに、フォーブス誌が発表した1億ドル(約110億円)以上の資産を保有する「ビリオネア」の2021年版ランキングで、都市別では北京在住の人が米ニューヨークを超えて初めて世界一になったと紹介する記事を掲載した。

ビリオネアとしてランキングに名を連ねた人は計2755人だった。資産の合計は約13兆1000億ドル(約144兆円)だった。新たに登場したビリオネアは493人だったが、うち40%以上が中国大陸部の人だったという。

中国大陸部のビリオネアは626人だった。一方で米国のビリオネアは724人で中国大陸部を上回ったが、中国大陸部・香港・マカオ・台湾を合わせた「大中華圏」のビリオネアは745人で米国を超えた。

北京に住むビリオネアは前年比で33人増え、都市別では世界最多の合計100人になった。これまで連続してビリオネアの数が世界で最も多かったニューヨークは前年比で7人の増加にとどまり99人だった。北京市のビリオネア増加数はニューヨークの増加数の5倍近くに達した計算になる。

ビリオネアの人数が多かった都市の第3位から第10位までは、香港(80人、9人増)、モスクワ(79人、9人増)、深セン(68人、24人増)、上海(64人、18人増)、ロンドン(63人、7人増)、ムンバイ(48人、10人増)、サンフランシスコ(48人、11人増)、杭州(47人、21人増)の順だった。

上位10都市のうち4都市が中国大陸部の都市で、前年比の増加分はいずれも「2けた台」だった。中国大陸部以外の都市で前年に比べて人数が10人以上増えたのは、米国西海岸のサンフランシスコだけだった。(翻訳・編集/如月隼人

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