米国務省が日本の原発汚染処理水の海洋放出を支持、中国外交部「国によって態度を変えるべきでない」

人民網日本語版    2021年4月14日(水) 17時0分

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中国外交部の趙立堅報道官が13日の定例記者会見で、日本の原発汚染処理水の海洋放出について質問に答えた。資料写真。

中国外交部の趙立堅(ジャオ・リージエン)報道官が13日の定例記者会見で、日本の原発汚染処理水の海洋放出について質問に答えた。

【記者】米国務省は現地時間12日の声明で、福島原発の汚染処理水の海洋放出という日本政府の決定は透明性あるものであり、これは世界的に広く認められた原子力安全基準と合致するやり方だとした。これについて中国側としてコメントは。

【趙報道官】日本の福島原発事故の汚染水の処理問題は国際海洋環境、食品の安全性、人類の健康に関わる。国際的な権威ある機関や専門家の意見によると、福島原発のトリチウムを含む汚染水を海洋に放出した場合、周辺諸国の海洋環境と公衆の健康に影響を与える。また、処理済みの現有の汚染水にもなお他の放射性核種が含まれており、一層の浄化処理を必要とする。

米国は一貫して環境問題を重視してきた。米国は環境問題において、相手国によって態度を変えるのではなく、真に事態に焦点を当てるべきだ。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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