中国のタレント、福島第1原発処理水放出めぐる発言でファンが集団離脱―中国メディア

Record China    2021年4月15日(木) 20時20分

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中国の歌手で俳優のレン・ハオが、東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出処分をめぐる発言でファンの反発を招き、ファンが集団離脱したと、中国のニュースサイトの観察者網に掲載された記事が報じている。

東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出処分をめぐり、中国の歌手で俳優のレン・ハオ(任豪/P.O.I)がこのほどSNS微博(ウェイボー)上に、日本が福島第1原発の周りに「大きな覆い」のようなものを建設するのを中国が手助けすべきだなどと投稿し、ファンの反発を招いてファンが集団離脱したと、中国のニュースサイトの観察者網に15日付で掲載された記事が報じている。

記事によると、ウェイボーで958万人を超えるフォロワーがいるレン・ハオは、問題となった投稿を削除したが、その後改めて「削除は本意ではなかった」などと投稿したため、ウェイボーでは「ファン集団離脱」というワードが一時、ホットワードになったという。

1995年7月生まれで現在25歳のレン・ハオは、男性アイドルのオーディション番組「創造営2019」で9位となり、ボーイズグループR1SEのメンバーとしてデビューした。

記事はまた、日本政府が東京電力福島第1原発の処理水を海洋放出する方針を決めたことについて、中国外交部の趙立堅(ジャオ・リージエン)報道官が14日の記者会見で、「海洋は日本のごみ箱ではなく、太平洋も日本の下水道ではない」などと強く批判したことも伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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