山東省、漢の墓187基と東周の墓11基を発見―中国

人民網日本語版    2021年4月16日(金) 11時50分

拡大

山東省文物考古研究所によると、考古調査隊はこのほど魏楼ダムプロジェクトの考古発掘を行った際に、漢の墓187基を発見した。

(1 / 4 枚)

山東省文物考古研究所によると、考古調査隊はこのほど山東省●沢市(●はくさかんむりに河)の魏楼ダムプロジェクトの考古発掘を行った際に、漢の墓187基を発見した。他にも東周の墓11基、灰坑203カ所、井戸6基、建築の痕跡6カ所を発見した。中央テレビニュースが伝えた。

その他の写真

14日に現場を取材したところ、今回の考古発掘では侯荘▲堆(▲はつちへんに固)、孫大園▲堆、侯荘西遺跡の遺跡エリア3カ所が見つかったことが分かった。山東●沢孫大園▲堆遺跡考古調査隊を率いる孫啓鋭(スン・チールイ)氏によると、孫大園▲堆は●沢エリアで現時点で発掘量が最大の漢の墓地で、魯西南地域の漢の墓葬制度の研究にとって重要な意義を持つ。

発掘により、多くの文化遺物が見つかった。特に新石器時代の文化遺物は、●沢エリアでは数少ない考古学研究の新材料だ。今回の発掘では比較的豊富な北辛文化の遺物が見つかった。これは魯西南地域も北辛文化の重要な分布エリアだったことを証明した。

侯荘西遺跡は宋・元時代の遺跡で、現在まで手工業関連の遺跡が見つかっている。しかし発掘作業はまだ進行中で、窯の痕跡及びかまどの具体的な機能についてはさらに研究が必要だ。また、ドリルによる深い掘削及び中層の発掘により、古代の地形及び土壌の状況についてある程度理解を深めることができ、▲堆遺跡の形成メカニズム及び古環境の変化の研究に対して促進的役割を果たす。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携