Record China 2014年5月4日(日) 6時53分
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4月30日、ロシア・独立新聞は記事「超大国の帰還」を掲載した。クリミア危機における米国の制裁は有効ではなかったと酷評。米国、中国、ロシアの三大超大国時代が到来したと評している。
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2014年4月30日、ロシア・独立新聞は記事「超大国の帰還」を掲載した。5月2日、環球網が伝えた。
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クリミア危機では、重圧と威嚇にさらされたなかにあってもロシア政府は果断に行動し、国家利益の防衛という成果を挙げた。この行動は多極化した新世界構造の出現を示すものだ。米国、中国、そしてロシア。軍事的、経済的実力においてこの3国は世界の中でも群を抜いている。
唯一の超大国としての地位を失った米国は影響力を残そうと画策しているが、その企みが実現することはない。彼らは中国の台頭という事象を軽視していたし、またロシアの独自の立場を脅かすことはできない。
事実が指し示しているとおり、米国が持っている手段は限定的だし、その使い方も不適切だ。ロシアに対する制裁も衝動的なものとしか言いようがない。ロシアは自給自足の国家であり有効な制裁は不可能だ。もしロシアが報復的な制裁を実行すれば、困るのは欧州となるだろう。(翻訳・編集/KT)
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