今月23日に女優チャオ・リーイン（趙麗穎）との離婚を発表した俳優ウィリアム・フォン（馮紹峰）が、ネット上に噴出した不倫や家庭内でのDVのうわさについて否定し、弁護士事務所による書簡を公開した。

ウィリアム・フォンとチャオ・リーインは、映画「西遊記 女人国の戦い」やドラマ「明蘭～才媛の春～」など4作品で共演を重ね、2018年10月に結婚を発表。翌年3月に第一子の長男が誕生しているが、23日に中国版ツイッター・微博（ウェイボー）を通じて離婚を公表。突然すぎる発表が世間を驚かせた。

人気スターの2人だけに、顔を合わす時間がなく関係が薄れたことを理由に平和的な離婚に至ったと説明する2人だが、ネット上ではさまざまな憶測が飛び交うことに。ウィリアム・フォンの家庭内でのDVや、「明蘭～才媛の春～」で共演した女優ハン・イエ（韓[火華]）との不倫、さらにはハン・イエの妊娠といったうわさが短時間で拡散されていた。

24日午後、ウィリアム・フォンの事務所がウェイボーを通じ、北京の弁護士事務所による書簡を発表。うわさの出所となったウェイボーのアカウント名を公表し、誹謗（ひぼう）中傷の拡散がこれ以上続いた場合、法的手続きを講じる用意があることを明らかにしている。

不倫相手と名指しされたハン・イエは、「明蘭～才媛の春～」でチャオ・リーインの忠実な侍女役が好評だった。23日にウェイボーで、「いったい何があったの？自分がうわさの的になる日が来るなんて」と驚きを示し、ウィリアム・フォンやチャオ・リーインとはあくまで共演者としての付き合いだったことや、悪質なデマが続いた場合は法的措置をとることも同時に記している。（Mathilda）