英情報機関長官が警告「西側は中国が21世紀の主要技術を支配しないよう緊急に行動を」―米華字メディア

Record China    2021年4月26日(月) 7時20分

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英国の情報機関の一つ、政府通信本部のフレミング長官は23日、「西側は中国が21世紀の主要技術を支配しないよう緊急に行動する必要がある」と警告を発した。写真はインペリアル・カレッジ。

英国の情報機関の一つ、政府通信本部(GCHQ)のジェレミー・フレミング長官は23日、「西側は中国が21世紀の主要技術を支配しないよう緊急に行動する必要がある。そうしなければ、中国がグローバルなオペレーティングシステムを効果的に制御できるようになる」と警告を発した。

米国の中国語ニュースサイトの多維新聞が24日、香港サウスチャイナ・モーニング・ポストの報道として伝えたところによると、フレミング長官はインペリアル・カレッジでの講演で、「中国は数十年以内に今世紀の主要な新興技術、特に人工知能、合成生物学、遺伝学を支配する可能性がある。西側の繁栄を確実にする技術が中国やロシアなどの競争相手によって制御されないようにするための深遠な行動をとらない限り、西側は報いや罰を受ける清算の時に直面することになるだろう」と語った。

フレミング長官は、中国について、「国家権力のすべての要素を制御し、設計に影響を与え、市場を支配すると同時に、世界標準に関する議論を支配しようとしている」とし、「デジタル通貨が金融部門に革命を起こすという大きな期待を抱いている。しかし、リベラルな価値観なしに設計されたものは、それらの国の市民や企業、そして彼らが世界で取引している人々の生活への重大な侵入を可能にするために使用される可能性がある」とした。

GCHQは、米国家安全保障局(NSA)およびオーストラリア、カナダ、ニュージーランドの情報機関と「ファイブ・アイズ」と呼ばれるコンソーシアムで緊密な関係を築いている。(翻訳・編集/柳川)

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