Record China 2021年4月27日(火) 20時20分
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ロシアメディアのスプートニクは26日に掲載した記事で、サーフィンのロシア代表選手が北方領土で合宿を行っていることについて、「日本のネットユーザーから脅迫を受けた」と伝えた。
中国紙・環球時報によると、ロシアメディアのスプートニクは26日に掲載した記事で、サーフィンのロシア代表選手が北方領土で合宿を行っていることについて、「日本のネットユーザーから脅迫を受けた」と伝えた。
スプートニクの記事は、ロシアのサーフィン代表チームが東京五輪に向けた強化合宿を北方領土の国後島で行っていることが日本のネット上で物議を醸していることを説明。「北方領土の実効支配を示すほか、国後島の詳細な研究や特殊な地図を制作する目的がある」との言説が出ているとした。
また、日本のネットユーザーからは「北方領土の周りにホホジロザメを放とう」といった“脅迫”のほか、「選手の名前を明らかにして、永久に入国禁止にすべき」「彼らを入国させたら北方領土はロシアのものと認めることになる」などと主張する声も上がっていると報じた。
環球時報は北方領土問題について、「第2次世界大戦後、日本とロシアはこれまで平和条約を締結していない。1956年の日ソ共同宣言でソ連は平和条約締結後に歯舞群島と色丹島の2島を日本に引き渡す可能性を検討することで合意したが、国後島と択捉島については言及していない。日本は4島返還を平和条約締結の条件としてきたが、交渉はうまくいかず。ロシア側は(北方領土について)争う余地のない主権を持っているという立場だ」と解説している。(翻訳・編集/北田)
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