中国報道官、浮世絵で福島原発処理水皮肉る投稿を日本の抗議受け「固定ツイート」に

Record China    2021年4月28日(水) 16時20分

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中国外交部の趙立堅報道官は、浮世絵を使って東京電力福島第1原発の処理水放出を皮肉ったツイッターでの投稿が、日本側から抗議されたことを受け、同投稿を「固定ツイート」にした。

中国外交部の趙立堅(ジャオ・リージエン)報道官は、浮世絵を使って東京電力福島第1原発の処理水放出を皮肉ったツイッターでの投稿が、日本側から抗議されたことを受け、同投稿を「固定ツイート」にした。中国国営新華社通信系の参考消息が28日、SNS微博(ウェイボー)への投稿で伝えた。

日本政府が先日、原発処理水の海洋放出を決定すると、中国人のイラストレーターは、江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎の代表作である「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を模倣し、富士山を原発とみられる建物に置き換え、防護服を着た人物が船からバケツで液体を流す様子を描いたパロディー画を発表した。

趙報道官は26日、ツイッターでこのパロディー画を取り上げ、英語で「北斎が生きていれば非常に心配していただろう」などと投稿。日本の外務省は中国側に抗議し、削除を求めた。

ツイッターでは、自身の特定のツイートを、自身のプロフィールページの一番上にピン留めして、「固定されたツイート」として表示することができる。

参考消息の投稿のコメント欄を見ると、中国のネットユーザーから「よくやった」「支持する」「堅兄のそういうところ大好き」「戦狼(せんろう)外交、チョー気持ちいい」などの声が寄せられていた。(翻訳・編集/柳川)

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