ドゥテルテ大統領、中国製ワクチン接種を謝罪―米華字メディア

Record China    2021年5月7日(金) 18時20分

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6日、米華字メディア多維新聞は、フィリピンのドゥテルテ大統領が未認可の中国メーカー製ワクチン接種を受けたことについて謝罪したと報じた。

2021年5月6日、米華字メディア多維新聞は、フィリピンのドゥテルテ大統領が未認可の中国メーカー製ワクチン接種を受けたことについて謝罪したと報じた。

記事は、ドゥテルテ大統領が3日に中国の国薬集団製新型コロナワクチンの接種を受け、その様子がテレビで中継されたと紹介。接種後に同大統領が「いい気分だ。ずいぶん前からワクチンを打つのを楽しみにしていた」と語ったことを伝えた。

その上で、同集団のワクチンはフィリピンでの使用認可が下りておらず、同大統領に対して同国内で「特権を利用した行動」「違法行為ではないか」との批判が多く寄せられたとした。

そして、英BBCの6日付報道として、批判を浴びた同大統領が謝罪して「私のまねをしないで欲しい。これは危険だ。研究がなく、体にメリットがないかもしれないからだ。私を唯一の被接種者にしたい」と語るとともに、現地の中国大使館に対して同集団の寄贈ワクチン1000回分を回収するよう求めたと紹介した。

また、同大統領が「中国は今後、シノバック製ワクチンのみを寄贈すべきだ」と述べ、すでに同国内で認可され、3月より始まった国民へのワクチン接種にも用いられている中国企業・シノバックのワクチンの寄贈を望んだことを伝えている。(翻訳・編集/川尻

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