人民網日本語版 2021年5月12日(水) 19時10分
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世界保健機関の専門家は10日、「武漢市と中国の大半の地域が新型コロナウイルスの効果的な抑制の成果を享受している」と述べた。資料写真。
世界保健機関(WHO)の専門家は10日、「武漢市と中国の大半の地域が新型コロナウイルスの効果的な抑制の成果を享受している。このことは、非常に低い発症率を保てば、社会、経済、生活の面で選択肢が増えることを物語っている」と述べた。新華社が伝えた。
WHOの緊急事態対応統括者のマイケル・ライアン氏は同日のWHOの記者会見で、武漢でこのほど「いちご音楽祭」に多くの市民が集まったが、他国では依然として厳しいソーシャルディスタンスの措置が講じられているのと比べたらとの質問に対して、「武漢と中国の大半の地域は、(新型コロナ)ウイルスの効果的な抑制後のメリットを享受している」と述べた。
ライアン氏は、「全面的な感染対策を講じている国は、その他のすべての問題を適切に処理すると同時に、人々と感染者の接触を減らし続けることを非常に重視している。この接触を減らす能力は発症率を非常に低く抑えている。そのためウイルスがこの程度まで抑制されている地域では、社会、経済、生活の面で選択肢が増える」と強調した。
しかしライアン氏は、「中国及びその他の発症率が非常に低い国は依然として厳重警戒を維持し、感染者の確認を続けており、現在の良好な感染対策水準を維持するように、確認されれば直ちに反応することを確信する」と述べた。
WHOの緊急事態対応技術責任者のマリア・バンケルコフ氏も記者会見で、「中国とその他の国の成功の経験は、感染者の積極的な識別、隔離施設における感染者への介護の提供、軽症者の隔離、接触者の追跡の強化などの全面的な感染対策により、感染拡大を効果的に抑制できることを物語っている」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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