Record China 2021年5月18日(火) 7時20分
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観察者網によると、米国の反中急先鋒のマルコ・ルビオ共和党上院議員は11日、上院でのスピーチで、「中国の脅威」を誇張し、「中国に敗れた場合、屈辱の世紀が私たちを待っている」と述べた。写真は北京の天安門。
中国のニュースサイトの観察者網は15日、米国の反中急先鋒のマルコ・ルビオ共和党上院議員が11日、上院でのスピーチで、「中国の脅威」を誇張し、「中国に敗れた場合、屈辱の世紀が私たちを待っている」と述べたと報じた。
それによると、ルビオ氏は、「21世紀は中国と米国の関係によって定義される。率直に言って、これがバランスの取れた関係を確保するための最後のチャンスだ」とし、「米国は過去数十年間、中国とのビジネスで金を稼ぐことに夢中になってきた一方で、知的財産が盗まれ、雇用機会が奪われるなど、さまざまな脅威がもたらされた。中国は将来の戦争で、米国が投資した技術を利用して米国に立ち向かう可能性もある」とした。
その上で、米国に必要なのは「実際に意味のある中国法案」だと主張。同法案には少なくとも、(1)技術・研究開発への投資の増加、(2)南シナ海、東シナ海、台湾などでの中国との軍事対抗、(3)世界貿易機関(WTO)改革と中国製品への関税徴収と規制、(4)中国による医療分野支配の防止、(5)ウォール街への透明性の要求と中国軍関連企業への投資流入の防止、(6)新疆ウイグル自治区での強制労働によって製造された製品の流入禁止、の6項目が含まれなければならないとした。
そしてスピーチの最後を、「私たちが成功すれば新しいアメリカの世紀が待ち受けていると、私は心から信じている。私たちが失敗した場合、私たちを待っているのは屈辱の世紀だ」との言葉で結んだ。(翻訳・編集/柳川)
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