Record China 2021年5月19日(水) 10時50分
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いま中国でひそかなブームになっているドラマと言えば、古代の検視官を描いた作品「御賜小仵作」だ。
いま中国でひそかなブームになっているドラマと言えば、古代の検視官を描いた作品「御賜小仵作(日本語訳『楚女検視官』)」。制作費用が抑えられた上、新人役者を起用したことで特に注目を集めることはなかったが、放送と共に出演者らの演技とストーリーに引き込まれる視聴者が続出し、評判を上げている。
いい意味でドラマファンを裏切ったこの作品だが、異常とも言えるPR活動のなさでも話題を集めている。通常なら視聴者に親しんでもらうために、放送のタイミングに合わせて出演者らが各芸能番組に参加したり、カップル感を演出したりするのが暗黙のルールだ。PRが足りないと、主役同士の関係悪化やスケジュールのズレなどの臆測が飛び交うことが多い。しかし「楚女検視官」の場合は「卒論」が原因だと明かされ、笑いと納得の声が多く寄せられた。
ドラマで安郡王・蕭瑾瑜を演じたワン・ズーチー(王子奇)はSNSに「提出した論文が差し戻された。お月様が寝ない限り、僕も寝ない」と投稿。一方で、検視官役を演じたスー・シャオトン(蘇暁彤)も「最近論文を書いている」とコメント。2人とも北京電影学院の4年生で、今まさに卒論作成の真っ最中だ。2人の意外過ぎる動きにネットから「徹夜で論文書いていたのか!卒業当時の僕とそっくり!」「リアルすぎて笑った!無事パスできますように」「この投稿を見て笑いが止まらなかった!唐王朝の007、頑張れ!!」など、笑いをこらえるコメントが殺到した。
ドラマの人気と共にワン・ズーチーとスー・シャオトンにも大きな注目が集まり、「卒論作成中」の話題閲覧回数はすでに3億回に達し、コメント数も6万件を超えている。2人の論文答弁は5月18日の午前に実施とのことだが、果たして無事パスすることができるのか。その後そろってどんなPR活動をしてくれるのか。ドラマファンは2人の動向に熱い視線を注いでいる。(編集/RR)
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