ルイ・ヴィトンが外食産業に進出、中華料理チェーングループを買収―中国紙

Record China    2014年5月6日(火) 23時42分

拡大

6日、高級ブランド大手のモエヘネシー・ルイヴィトン・グループ(LVMH)はこのほど、傘下のプライベート・エクイティ・ファンド「L・キャピタル・アジア」を通じて外食産業に進出した。写真はルイ・ヴィトン。

(1 / 2 枚)

2014年5月6日、高級ブランド大手のモエヘネシー・ルイヴィトン・グループ(LVMH)はこのほど、傘下のプライベート・エクイティ・ファンド「L・キャピタル・アジア」を通じて外食産業に進出した。同ファンドは1億ドル(約102億円)を投じて、シンガポールの中華料理チェーングループ・翡翠餐飲集団の株式の90%以上を取得した。京華時報が伝えた。

その他の写真

双方の合意に基づき、翡翠餐飲はLVMHの世界的な枠組みと経験を借りてブランドの影響力を高め、業務の範囲を拡大し、LVMHは翡翠餐飲を支援することで新しい市場に進出し、中国でのさらなる発展の拡大を図ろうとしている。香港メディアによると、LVMHは翡翠餐飲の業務を中東・欧州市場に拡大する計画で、最終的には上場を考えているという。

翡翠餐飲は1991年に設立され、広東料理を中心に、各種の点心、手打ち麺料理、焙煎製品なども取り扱う。本社はシンガポールにあり、アジア各地に100を超える支店を構える。現在、中国では北京、広州杭州などの都市に10数店舗を構え、翡翠酒家、翡翠飯店、翡翠小厨、翡翠拉麺小籠包など多数のブランドを擁する。国内のハイエンド外食産業が三公消費(公費による飲食、公用車の私的利用、公費による出張・旅行)の引き締めで打撃を受ける中、翡翠餐飲は昨年2億5000万ドル(約255億円)の収益を挙げ、20%前後の年平均成長率を維持した。

消息筋が紹介した同ファンドのマネージングディレクターのクリスティーナ・テオさんの話によると、「私たちは撤退を急がない。今回は忍耐力をもって、長期的に事業を発展させていく」という。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/TF)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携