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中国のSNSに先ごろ、「山東省・曹県の棺おけが日本人の葬儀の9割を引き受けている」と題する記事が掲載された。
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中国のSNSに先ごろ、「山東省・曹県の棺おけが日本人の葬儀の9割を引き受けている」と題する記事が掲載された。
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記事は「日本の棺おけの9割以上が曹県で生産されており、曹県の棺おけ産業が日本人の死後の事を引き受けていると言える」と指摘。そして日本の火葬に言及した上で「曹県は中国の有名な『桐の里』。成長が早く、軽くて湿気に強い桐は棺おけ作りに向いている」と述べ、「低価格な曹県産の棺おけは間違いなく日本人にとって最高のコストパフォーマンスの選択肢になっている」と説明した。
記事はまた、「曹県の業者は生産コストの削減を実現したが、品質は少しも落としていない」とし、日本向けの棺おけを作るには十数の工程を経る必要があり、それぞれが厳しく管理されていること、作業員の爪は清潔に整えられていてこれは工場の経営者が日本の顧客の訪問を受けた時に得た「衛生面に気を配れないのであれば、きれいな棺おけを作ることはできない」との「啓発」であることを紹介した。
記事によると、曹県で木材加工業に携わる人は約30万人に上り、この地の棺おけと日本の葬儀業界との「協力」は2000年に始まったという。記事は「われわれは木製棺おけの重量、彫刻、外観、デザインなどの要求に対し長年にわたる研究を行っている」との声が聞こえたとし、「ほぼすべての工場が日本駐在チームを持っていて文化や習慣、消費動向の研究を行っている。ある企業では新たに採用した従業員にまず日本の文化や礼儀を学ばせるほどだ」と紹介。この他、曹県には優れた木材資源の他、古くから続く木彫技術があることや、曹県の棺おけを紹介するために日本のテレビ番組が現地の工場を訪れたことなども伝えている。(翻訳・編集/野谷)
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