Record China 2021年5月21日(金) 14時0分
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「ビルの揺れを感じる」との報告で中にいた人全員が避難する事態となった中国広東省深セン市の高層ビル「賽格大厦」が、21日午前0時から立ち入りできなくなった。
「ビルの揺れを感じる」との報告で中にいた人全員が避難する事態となった中国広東省深セン市の高層ビル「賽格大厦」が、21日午前0時から立ち入りできなくなった。中国メディアの澎湃新聞が伝えた。
同ビルは高さ約360メートル。18日午後0時31分、地震でもないのに「揺れを感じる」との連絡が当直担当者に寄せられ、中にいた全員が避難した。20日も同様の声が上がり、高層階にいた人に避難が呼び掛けられた。
記事によると、ビル側は入居する業者などに「ビルの検査作業の順調な進行を確保するため、21日午前0時からオフィス棟と電子市場への出入りを暫定的に停止する」と20日付で通知した。停止解除は検査作業の終了を待ってからだという。
18日午後9時から翌日午後3時にかけて実施されたビルの振動、傾斜、沈下に関するモニタリングのデータに異常はなく、記事は20日も正常だったことを紹介した上で「揺れの具体的な原因については依然、調査が続けられている」と伝えた。(翻訳・編集/野谷)
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