安倍首相、パリで無名戦士墓に献花=仏メディアは「靖国参拝の正当化が狙い」と批判―中国紙

Record China    2014年5月7日(水) 20時29分

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7日、環球時報は、欧州歴訪中の安倍晋三首相が5日、フランス・パリの凱旋門にある無名戦士の墓に献花したことに「現地メディアが関心を寄せている」とした上で、複数メディアの報道を引用して伝えた。写真は無名戦士の墓。

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2014年5月7日、環球時報は、欧州歴訪中の安倍晋三首相が5日、フランス・パリの凱旋門にある無名戦士の墓に献花したことに、「現地メディアが関心を寄せている」とした上で、複数メディアの報道を引用して伝えた。

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無名戦士の墓は、第1次世界大戦後の1920年、戦死した150万人以上の仏将兵を代表して、1人の兵士が凱旋門下に埋葬されたもの。

仏紙フィガロは、安倍氏の献花について、「高度に象徴的な意義のある行動」と評した上で、「昨年12月の靖国神社参拝をすぐに想起させ、中国や韓国の強い反発を招いた」と指摘した。

同国のC・ルブラン記者はオピニオンサイトに寄稿した記事で、「凱旋門に献花するという行為で自らを覆い隠そうとしている」とし、「そうした行為でも、近頃の(ナショナリズム的な)パフォーマンスを洗い清めることは難しい」と指摘した。

仏誌・L'EXPRESSは「(安倍氏は)自らのナショナリズム的な信念を少しも隠そうとしない。だがこれは危険なゲームだ。危機にあえぐ国と怒りを増す周辺国の間で旋回している」と指摘した。

環境時報は「安倍氏の10日間の欧州歴訪は就任以来最長だ」

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