韓国で「鉄筋不足」、取引価格は昨年末比50%上昇、中国製輸入も困難―中国メディア

Record China    2021年5月25日(火) 10時20分

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中国メディアの金十数拠は23日、韓国の建設現場で「鉄筋不足」が起きているとする記事を掲載した。資料写真。

中国メディアの金十数拠は23日、韓国の建設現場で「鉄筋不足」が起きているとする記事を掲載した。

記事によると、韓国では昨年、新型コロナウイルスの影響で電気炉メーカーが一斉に減産したため、鉄筋生産量は大きく減少したが、今年に入り建設現場で鉄筋需要が急増している。

だが韓国全土の鉄筋の在庫量は前年の8割程度となっており、今年3~4月には全国の建設現場59カ所で、鉄筋などの資材不足により工事が中断した。

鉄筋価格も値上がりしている。韓国国内の鉄筋取引価格は今月14日に1トン当たり90万ウォン(約8万7000円)の大台を突破して97万ウォン(約9万4000円)となり、昨年末比で50%近く上昇した。

韓国は国内で必要な鉄筋の4割を輸入しており、その重要な輸入元は中国だが、中国国内の鉄筋価格も今月3日時点で6週連続で上昇し、輸出も大幅に減少している。

そのため、韓国国内では、「鉄筋不足」の短期間での解消は難しく、今年末まで続く可能性が高いとの声が出ているという。(翻訳・編集/柳川)

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