韓国研究院「日韓関係悪化により貿易量が大幅に減少」=韓国ネット「韓国には利得だ」「滅びるのは日本」

Record China    2021年5月26日(水) 12時20分

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25日、韓国・ニュース1などは「日韓間の政治・外交関係の悪化により、両国の貿易量が大幅に減るなど、経済交流にもかなりの悪影響が出ている」と伝えた。資料写真。

2021年5月25日、韓国・ニュース1などは「日韓間の政治・外交関係の悪化により、両国の貿易量が大幅に減るなど、経済交流にもかなりの悪影響が出ている」と伝えた。

全国経済人連合会傘下の韓国経済研究院が、日韓関係が本格的に悪化し始めた2019年を基準に前後2年間の貿易データを分析した結果、「両国間の貿易規模の萎縮は顕著」だったという。

2019~20年の韓国の世界との貿易額は、直前の2年間(17~18年)に比べ7.6%減少した。日本との貿易額は11.9%の減少だった。主要国との貿易額を見ると、中国が4.7%減、EUが4.8%減、米国が6.3%増となっている。

韓国の製造業部門の対外直接投資(ODI)は、17~18年の217億ドル(約2兆3626億円)から19~20年は279億ドルに28.6%増加したが、日本への直接投資は1億6800万ドルから1億2500万ドルに25.6%減少した。日本の製造業部門の海外直接投資(FDI)も、17~18年の12兆6000億円から19~20年は18兆6000億円に47.8%増加したが、韓国への直接投資は5786億円から2194億円に62.1%減少したという。

韓国の産業連関表を活用し日本との貿易萎縮に伴う韓国の経済的影響を分析した結果、19~20年の韓国の生産誘発額は1兆2000億ウォン(約1164億6000万円)、付加価値誘発額は5900億ウォンとそれぞれ減少した。就業者誘発数も1万3300人減少したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「大変だ、このままでは国が滅びるぞ。韓国じゃなくて、日本が」「貿易が減ったのではなく、韓国の自立で日本からの輸入が減っただけ。心配は要らない」「韓国には利得だから、ずっとこのまま行こう」「日本の輸出規制と経済挑発が元凶だろ」「貿易がちょっとくらい減ったらどうだというんだ。強制徴用の賠償、慰安婦への謝罪と補償を受けることが先だ」などの声が寄せられている。

一方で「実際には、昨年から対日本輸入はぐんぐん増えている。日本の韓国輸入は減ったまま。ノージャパンじゃなくてイェスジャパンだ」と指摘するコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

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