中国公船がベトナム巡視船を攻撃、放水銃発射や体当たり―南シナ海

Record China    2014年5月8日(木) 11時3分

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7日、南シナ海パラセル諸島近海で中国公船がベトナム巡視船に放水銃を発射したり、体当たりしていたことが明らかとなった。中国側はパラセル諸島は中国の領土だとして、ベトナム側が手を引くよう求めている。写真は西沙諸島。

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2014年5月7日、南シナ海パラセル諸島近海で中国公船がベトナム巡視船に放水銃を発射したり、体当たりしていたことが明らかとなった。

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ベトナム政府は7日、パラセル諸島(中国名は西沙諸島)近海で、中国公船がベトナム巡視船を攻撃したと発表した。中国は海底油田の掘削を発表。機材を運び込んでいた。ベトナム政府は当該海域はベトナムの排他的経済水域(EEZ)だと抗議、巡視船を派遣した。これに対し、中国側は軍艦7隻、中国海警局の公船33隻を動員。放水銃や体当たりによって妨害を続けた。銃器のカバーを取って威嚇する場面もあったという。

中国側は採掘している海域は中国のEEZだと主張。6日午後には楊潔●(ヤン・ジエチー、●は竹かんむりに褫のつくり)国務委員がベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相に電話。西沙諸島は中国の領土であり、ベトナムは中国企業に対する妨害をやめるよう要求した。(翻訳・編集/KT)

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