Record China 2021年5月31日(月) 18時20分
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中国山西省太原市のマクドナルドで女性が購入したハンバーガーから大量の生きた虫が発見される出来事があった。
中国山西省太原市のマクドナルドで女性が購入したハンバーガーから大量の生きた虫が発見される出来事があった。中国メディアの頭条新聞が31日付で伝えた。
報道によると、同市に住む楊(ヤン)さんは29日、フードデリバリーアプリを利用してマクドナルドのセットなどを注文。先に二つのバーガーを子どもたちに食べさせ、しばらくしてから残り二つのバーガーを食べようと包装を開けたところ、小さいウジのような虫が大量にはっているのを発見したという。楊さんはデリバリー会社に連絡したものの、満足な対応がなかったため全国消費者ホットラインに連絡。しかしそこでも、「法執行部門に対応を促すことしかできない」と言われたという。楊さんは現在、当局に対応を依頼中とのこと。
この話題は中国で大きな注目を集めており、31日午後1時現在、微博(ウェイボー)のランキングでは、広東省で新型コロナウイルス感染者が新たに発生したことに関する二つのワードに次いで「マクドナルドのハンバーガーから大量の生きた虫」が3位になっている。
ネットユーザーからは「気持ち悪い!」「自分ならその場で吐いてる」「子どもさんたちが食べた二つには虫がいなかったことを祈るばかり」「この前はケンタッキーが消毒液が入った水を客に出した。今回はマクドナルド。米国のファストフード店はどうしようもないな」といった声が上がる一方、「ちょっとあり得ないと思う。高温で揚げてあるのに(問題の商品は揚げた鶏もも肉をバンズで挟んだもの)」「これたぶんうそでしょ。油で揚げてるのに虫が死なないわけないし、1日で虫がわくはずもない」「かなり長い間放置したのでは?」「情報が不確かだ。商品が到着してからどのくらいの時間で食べたのか。保存状態や置いておいた時間はどのくらいか」との声も寄せられた。
その後、マクドナルドの公式微博アカウントは「当方は積極的にお客様とコミュニケーションを取り合っています。調査によると、お客様はフードデリバリーのプラットフォームで購入し、(商品到着から)数時間後に残りのハンバーガーを食べようとしたところこの状況に気付いたそうです」と説明。「ハンバーガーはキッチンで高温で調理されるため、通常は虫の卵が付着することはありません。夏には、すぐに召し上がれない場合は、冷蔵庫に入れて虫が寄り付かないようにするなど、適切に保存していただくよう呼び掛けています」としている。(翻訳・編集/北田)
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