Record China 2021年6月1日(火) 22時20分
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31日、韓国・MBNによると、世界各国が環境問題について話し合うP4G首脳会議の開幕式で、オープニング映像にソウルではなく北朝鮮・平壌の地図が映し出されたことが物議を醸している。写真は平壌。
2021年5月31日、韓国・MBNによると、世界各国が環境問題について話し合うP4G首脳会議の開幕式で、オープニング映像にソウルではなく北朝鮮・平壌(ピョンヤン)の地図が映し出されたことが物議を醸している。
今年のP4G首脳会議は韓国の主催で、30日からオンライン形式で始まった。開幕式はソウル・東大門(トンデムン)デザインプラザで行われ、文在寅(ムン・ジェイン)大統領夫妻も出席した。問題の映像は、文大統領によるあいさつの前に流されたもので、開催地と参加国を紹介する内容となっていた。ソウルの紹介と共に、朝鮮半島から地球にズームアウトする映像が用いられているが、始点がソウルではなく平壌だったという。
これが波紋を呼んだことを受け、青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)はYouTubeチャンネルで公開していた当該映像を非公開にした。青瓦台はこの映像について「P4G企画団が外注して制作したもので、平壌が映ったことに特別な意図はなかったと承知している」「青瓦台が制作に関与した映像ではない」とコメントしている。
P4G首脳会議は2018年にデンマークで第1回が行われ、2回目の今年は韓国での開催となった。青瓦台と政府も「韓国がこれまでに主催した国際会議の中で最も多くの国が参加する、非常に大きな行事」だとして、かなり力を入れていたという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「意図的にやったんだろ」「単なるミスではない」「いくら何でもソウルと平壌の区別はつくでしょ」「いっそ『金正恩(キム・ジョンウン)首領様を称えます』と広告を入れたらいいんだよ」「いかにも金正恩の子分政権らしい」「また言い訳して責任転嫁している」「『われわれは悪くない、外注業者の責任だ』?。首脳クラス40人が出席する国際会議なのに、ひどい言い訳だな。青瓦台企画団は監修もしないのか」「青瓦台が関わってる行事なのに、ミスでも故意でも大問題だよ」など、批判のコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)
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