2014年5月6日、韓国・聯合ニュースによると、アラブ首長国連邦（UAE）のスルターン・ビンサイード・アル＝マンスーリー経済大臣はインタビューに応じ、韓国企業の保健や医療、建設市場などにおける積極的なUAE進出を希望する意向を示した。環球時報（電子版）が伝えた。

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同大臣はここ最近の原油価格の下落を受け、「UAEはサービス業や観光業、金融業など様々な分野に幅広く投資している。また、原油価格の変動への対策も準備しており、この下落がUAEの国内総生産（GDP）に大きな影響を与えることはない」と語った。

また、「UAE経済が多様化するなか、韓国のどのような企業に進出のチャンスがあるか」という質問に対し、同大臣は「韓国はUAEの戦略的提携パートナーであり、中東最大の貿易パートナー。2020年にはドバイで万国博覧会が開催されるため、空港建設など多くの分野に無限のビジネスチャンスがある」とし、韓国企業のUAE進出を歓迎した。また、韓国は優れた健康管理システムを有しており、病院の進出も可能だとの考えを示した。このほか、「教育や知的財産権の分野への興味も大きい」と述べている。

韓国銀行（中央銀行）とUAE中央銀行は54億ドル（約5500億円）の通貨スワップ協定を結んでおり、同大臣は今後両国の絆を強めていきたいとの考えを示した。（翻訳・編集/藤）