西安とオルドスが時速160キロの高速列車でつながる、1日1往復―中国

人民網日本語版    2021年6月3日(木) 20時50分

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5月31日、陝西省西安市から内モンゴル自治区オルドス市に向かう16両編成の列車D780号が西安駅からゆっくりと発進した。これにより、同2地が時速160キロの高速列車車両「復興号」で結ばれた。

5月31日午前7時36分、陝西省西安市から内モンゴル自治区オルドス市に向かう16両編成の列車D780号が西安駅からゆっくりと発進した。これにより、同2地が時速160キロの高速列車車両「復興号」で結ばれた。中国鉄路西安局集団有限公司(西安鉄路局)が省またぎで時速160キロの「復興号」を運行するのはこれが初めてとなる。西安新聞網が伝えた。

同列車は同日午後2時24分にオルドス駅に到着し、2時53分に、D779号となってオルドス駅を出発。午後8時57分に西安駅に到着した。これまでの普通快速列車と比べると、往復所要時間は平均約5時間半短縮された。車両16両のうち、一等寝台車両が7両、二等寝台車両が6両、二等席車両が2両、レストラン車両が1両となっている。

西安市とオルドス市はいずれも人気の観光都市で、毎年6月以降になると、オルドスは観光のオンシーズンに入る。高速列車の運行が始まり、西安とオルドスが「グリーンベルト」で結ばれ、関中都市群と呼包鄂(フフホト・包頭・オルドス)都市群の間の人的・文化的交流・経済の連携を深化させる点で、重要な意義を持つ。

同列車は、延安や●林(●は木へんに諭のつくり)などの革命の聖地も経由し、陝北エリアの豊富な赤色観光(革命ゆかりの地をめぐるツアー)を楽しむこともできる。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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