人民網日本語版 2021年6月6日(日) 19時30分
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大手旅行会社からの情報によると、端午節連休期間の中国国内旅行市場は引き続き好調で、人々の旅行への意欲は引き続き高いという。
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端午節(端午の節句、今年は6月14日)まであと10日を切った。大手旅行会社からの情報によると、端午節連休期間の中国国内旅行市場は引き続き好調で、人々の旅行への意欲は引き続き高いという。携程のデータからは、2日現在、携程を通じた旅行予約件数は前年同期比135%増加し、端午節が近づくにつれて、旅行市場が徐々に予約申し込みのピークに近づいていることがわかる。中新経緯が伝えた。
端午節旅行客の属性を見ると、これまでに旅行商品を予約した人のうち、女性が57%を占めて、男性を14ポイント上回った。
年齢では、「90後(1990年代生まれ)」が最も多く39%を占め、「80後(1980年代生まれ)」が30%で続いた。「Z世代」とされる「00後(2000年代生まれ)」が台頭して、20年の9.6倍に増加し、全体では16%を占めて3位になり、「70後(1970年代生まれ)」を抜いた。
「80後」のうち50%近くが家族旅行を選び、「90後」の2倍以上になった。こうしてみると、「80後」にとって祝休日の最も大切なのは子どもを連れて出かけることだとわかる。
■旅行客の50%が星付きホテルを選択
周辺旅行が密かにブームになり、「ホテルでのんびり」を選ぶ人が増えたことが感染症後の旅行に見られる大きな変化だ。リゾートホテルを選び、ホテルを目的地として2~3日間じっくり楽しむ旅行や、食事・宿泊・娯楽がワンストップになった「ホテル式レジャー」の消費スタイルが人気だ。携程のデータでは、端午節の周辺エリアのホテル予約件数は19年同期に比べて約30%増加している。
メーデー連休に比べ、端午節3連休の旅行は質がさらにグレードアップし、星級ホテルの予約の割合が50%に迫り、メーデー連休の40%をさらに10%近く上回ったことが注目される。端午節3連休は短いので中身を充実させたい消費者にとって、快適ですぐ近くにあるホテルが感染症後のニーズの中心だ。
■民俗文化旅行が人気、テーマ旅行が365%増加
端午節は重要な伝統的祝日であり、民俗文化と結びついた旅行も大きな注目点だ。ありきたりの旅行商品では満足しない人が増え、端午節の文化的要素や民俗風習をより多く含んだ商品が求められている。携程のデータでは、今年の端午節3連休期間には、オーダーメイド旅行とテーマ旅行の予約件数が感染症前の19年の同連休よりもさらに増加し、オーダーメイド旅行は30%近く増加し、テーマ旅行は365%も増加した。
端午節の3連休には、民族ムードあふれる古い町や村の人気が高いことも注目される。現在、西江千戸苗寨(貴州省)、烏鎮(浙江省)、台児荘古城(山東省)、南潯古鎮(浙江省)、宏村景勝地(安徽省)が最も予約の集中する古い町・古い村となっている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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