Record China 2021年6月7日(月) 18時20分
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男子陸上短距離の山縣亮太(28)の日本新記録更新が、中国でも反響を呼んでいる。
山縣は6日に鳥取県で行われた布勢スプリント男子100メートル決勝で、追い風2メートルの中9秒95を記録。サニブラウン・ハキームが持つ日本記録9秒97を更新した。2位の多田修平は10秒01だった。
中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の中国陸上チーム公式アカウントは同日にこれを伝え、「日本で10秒を切った4人目の選手となった」と紹介した。日本選手ではサニブラウンのほか、桐生祥秀と小池祐貴(共に9秒98)が9秒台の記録を保持している。
中国のネットユーザーからは「追い風に助けられたとはいえ、彼の実力は相当なもの。アジア大会でも10秒00だった」「良いニュースだ。蘇炳添(スー・ビエンティエン)にもプレッシャーがかかるだろう。五輪が楽しみ」「日本には10秒を切った選手が4人、中国には2人だけ」「2位の選手も相当良い記録だぞ」「(日本の)こういう勢いはうらやましい」といったコメントが寄せられた。
また、「日本のリレーは中国を圧倒してる」「どうやら日本のリレーはさらに安定感を増しそうだ」など、日本男子が得意とするリレーに言及する声も上がっている。
男子100メートルのアジア最速記録は、中国の蘇炳添(スー・ビエンティエン)とカタールのオグノデの9秒91。日本選手による記録更新が期待される。(翻訳・編集/北田)
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