<韓国船沈没>船長は3年前の事故でも適切な対応取らず=5時間の漂流中に乗客を放置―韓国紙

Record China    2014年5月9日(金) 8時43分

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8日、乗客400人余りを置いて脱出したセウォル号の船長が、3年前に起こったクルーズ船の事故でも適切な対応を取っていなかったことがわかった。写真は逮捕された船長。

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2014年5月8日、韓国紙・中央日報によると、乗客400人余りを置いて脱出したセウォル号の船長が、3年前に起こったクルーズ船の事故でも適切な対応を取っていなかったことがわかった。国際在線が伝えた。

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韓国の海洋水産部が公表したイ・ジュンソク船長の経歴によると、イ船長は2007年3月から2013年1月まで、セウォル号を保有する清海海運のオハマナ号(6322トン級)の1等航海士と船長を務めていた。

2011年4月6日、仁川(インチョン)から済州に向かっていたオハマナ号は、出航から30分で故障を起こし、修理が終わるまで5時間にわたって海上を漂流した。オハマナ号には、修学旅行中の仁川の高校生430人を含む乗客648人が乗っていた。

停電によって船が暗闇に包まれる中、船長不在時の責任者だったイ船長は、この時もセウォル号の沈没時と同様、乗客にその場で待機するよう指示していた。イ船長は事故後も制裁を受けず、間もなく1等航海士から船長に昇進した。

この件について、ネット上では「なぜイ・ジュンソクのような人間に自分の命を預けなければならないんだ」、「二度と船を動かすな」、「イだけでなく、他の関係者も罰する必要がある」といった声が上がっている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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