上海テレビ祭の「白玉蘭賞」の授賞式、ドラマ「山海情」が最多4賞―中国

人民網日本語版    2021年6月11日(金) 21時40分

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第27回上海テレビフェスティバルの「白玉蘭賞」の授賞式が10日夜に開催。「山海情」が最優秀中国ドラマ賞、最優秀助演男優賞、最優秀助演女優賞、最優秀撮影賞の最多4賞を受賞した。

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第27回上海テレビフェスティバルの「白玉蘭賞」の授賞式が10日夜に開催。「山海情(Minning Town)」が、最優秀中国ドラマ賞、最優秀助演男優賞、最優秀助演女優賞、最優秀撮影賞の最多4賞を受賞した。最優秀主演男優賞はドラマ「覚醒年代」からユー・ホーウェイ(于和偉)が、最優秀主演女優賞は、ドラマ「三十而己(30女の思うこと ~上海女子物語~)」からトン・ヤオ(童瑶)が選ばれた。中国新聞網が伝えた。

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「山海情」は、1990年代以来、寧夏回族自治区の西海固地区の貧困者たちが、中国政府の貧困者支援政策の呼びかけに応じ、豊かになっていく様子を描いている。審査委員会は、「写実主義の作風をベースにして、貧困者が使命を果たすために奮闘し、成果を挙げるために事業を進める姿をロマンチックに表現をしている。『山海情』は、脚本、演技、映像などのアート的レベルのバランスが非常にとれている」と評価した。プロデューサーの侯鴻亮(ホウ・ホンリアン)氏は、「この作品を始めて見た時、とても感動した。ホアン・シュエン(黄軒)が演じる馬得福は、私たちのような全ての末端で働く幹部の代表で、私の心を高揚させてくれた。彼らの長年の努力があったからこそ、貧困脱却の難関攻略が実現できた」と感慨深く語った。

革命の歴史をテーマにしたドラマ「覚醒年代」も、高い評価を受け、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞、最優秀脚本賞(オリジナル)を受賞した。脚本を手がけた龍平平(ロン・ピンピン)氏は、「『覚醒年代』は、100年前の若者たちが、勇敢に立ちあがり、国の進むべき道を探し、正義のために命を失うことも厭わない姿を描いている。この作品を通して、今の若者に、当時の若者がいたからこそ、今の私たちの幸せがあることを知ってほしかった」と語った。

その他、新型コロナウイルスとの闘いを描いたドラマ「在一起」とドラマ「三十而己」は、国際伝播賞を受賞した。「在一起」は、中国人の新型コロナウイルスとの闘い、一致協力して難関を切り抜ける精神を世界の人々に伝え、50カ国・地域以上のテレビ局で放送された。「三十而己」は、中国の今の女性の姿を描いており、中国国内だけでなく、海外でも注目を集め、100カ国・地域以上で放送、配信されている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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