Record China 2021年6月15日(火) 17時20分
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米国はこのほど、新型コロナウイルスワクチン80バイアルをカリブ海にある人口約140万人の島国、トリニダード・トバゴに寄贈したことを発表したが、SNS上で嘲笑と批判を浴びているという。
米国はこのほど、新型コロナウイルスワクチン80バイアルをカリブ海にある人口約140万人の島国、トリニダード・トバゴに寄贈したことを発表したが、80バイアルという数の少なさや、同国はすでに中国から数十万回分のワクチンを調達済みであることなどから、SNS上で嘲笑と批判を浴びていると、中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)が14日付で報じた。
記事によると、在トリニダード・トバゴ米国大使館は13日、ツイッターへの投稿で、トリニダード・トバゴにファイザー製の新型コロナウイルスワクチン80バイアルを寄贈したことを発表した。
ファイザー製ワクチンの1バイアルは5~6回の接種が可能で、80バイアルは400回分余りに相当する。1人当たり2回の接種が必要なため、接種できるのは200人余り。SNS上では「80バイアル?」「冗談だろ」「100万人以上の人口を抱える国にとって、80バイアルとは侮辱だ」などの声が上がっているという。
米国大使館が80バイアルのワクチン寄贈を発表してから1日もたたないうちに、トリニダード・トバゴの首都ポートオブスペインに中国から調達したシノファーム製の新型コロナウイルスワクチン20万回分が到着した。中国はそれ以前にも同国にワクチンを寄贈している。(翻訳・編集/柳川)
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