シャオ・ジャン、悪質なネットユーザーに勝訴、中国ネット「ネットは無法地帯ではない」

anomado    2021年6月16日(水) 14時50分

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15日、中国の歌手で俳優のシャオ・ジャン(肖戦)が悪質なネットユーザーを訴えた裁判の判決が中国版ツイッター・ウェイボー(微博)で注目を集めている。

2021年6月15日、中国の歌手で俳優のシャオ・ジャン(肖戦)が、悪質な書き込みにより誹謗(ひぼう)中傷を繰り返したネットユーザーを名誉棄損で訴えた民事裁判の判決が、中国版ツイッターウェイボー(微博)で注目を集めている。

企業情報の調査会社「企査査」は、中国版ツイッター・ウェイボー(微博)の公式アカウントを通じて、「肖戦維権(シャオ・ジャンが権利を守る)」「肖戦起訴黒粉(シャオ・ジャンが黒いファンを訴える)」というハッシュタグ付きで、「シャオ・ジャン(肖戦)が名誉棄損でネットユーザーを訴えた民事裁判の第一審判決が、北京インターネット裁判所から6月14日に下された」とツイートした。

ツイートによると、アカウント名「午夜0_時」として、SNSなどでシャオ・ジャンを侮辱する文言を書き込んだり、コピペで広めた悪質なネットユーザーに対し、北京インターネット裁判所は、「原告に対する重大な名誉棄損に当たる」として、原告のシャオ・ジャン側の要求通り、「おわびの声明を発表し30日間公開すること」「賠償金と裁判費用20万元(約344万円)を被告が負担すること」を認め、「被告からの異議申し立てを棄却した」という。

ドラマ「陳情令」でブレークしたシャオ・ジャンは、SNSで悪質なファンの迷惑行為に悩んでいることをたびたび伝えており、今年4月には、ドラマ撮影を終えてホテルに戻ったところ、待ち構えた20人余りのファンにより、ホテルのフロアに入るドアのパスワードを故意に打ち込まれて妨害され、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)上で「自分の生活に戻ってほしい」と訴えている。

このツイートに対し、他のネットユーザーからは、「シャオ・ジャンを支持する」「インターネットは無法地帯ではない」「ネット上の名誉を侵害しておいて、よく異議申し立てができるものだ」「自分の言動には責任を負わねば」「デマで他人を傷つけるな。社会に出たら後悔する」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/原邦之

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