「中国文化を尊重」発言でドニー・イェンとトニー・レオンに火花?思わぬ論争に発展

anomado    2021年6月16日(水) 23時0分

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米映画「ジョン・ウィック4」に出演するアクションスターのドニー・イェンが、ハリウッド映画への出演条件を語ったことが、ネットユーザーの間で論争を巻き起こしている。

米映画「ジョン・ウィック4」に出演するアクションスターのドニー・イェン(甄子丹)が、ハリウッド映画への出演条件を語ったことが、ネットユーザーの間で論争を巻き起こしている。

開催中の第24回上海国際映画祭で14日、座談会に登場したドニー・イェンが語ったもの。キアヌ・リーヴス主演の人気シリーズ最新作で、来年5月に全米公開予定の「ジョン・ウィック4」への出演がこのほど明らかになったが、ハリウッド映画への出演条件について、「中国文化を尊重しない作品には出ない」と話した。「1人の俳優として、よい作品を選ぶのは重要な任務であり、自分の影響力で過去の固定観念を消し去りたい」とも語っている。

この発言について、ネットユーザーからは同じく香港の俳優トニー・レオン(梁朝偉)を「連想させる」「暗示している」との声が上がった。今年9月公開のマーベル映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」ではトニー・レオンが悪役ウェン・ウー(文武)を演じているが、出演が明らかになった当時、マーベル・コミックに登場する中国出身の怪人フー・マンチュー(傅満洲)と同一人物であり、華人をおとしめるものだとネット上では反発の声が広がった。

ドニー・イェンの発言が、トニー・レオンがステレオタイプの中国人キャラを演じることへの批判だと見る人がいる一方で、トニー・レオンを擁護するネットユーザーからは、昨年公開のディズニー映画「ムーラン」ではドニー・イェンが中国文化を尊重する姿勢を見せていないと反論の声が。「ムーラン」は中国公開時、外国人監督が描く中国への違和感が話題となり、興行的にも惨敗となった。その作品に出演したドニー・イェンが中国文化の尊重を語るのはおかしいというもので、思わぬ論争を巻き起こすこととなった。(Mathilda

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