目薬がダメなら…泣くシーン撮影のため子どもをつねる=動画作成者に拘留処分―中国

Record China    2021年6月18日(金) 14時20分

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17日、中国メディアの観察者網によると、動画サイトに貧困に関するウソの情報を流して利益を得ていたとして、四川省の動画作成者らが処分を受けた。

2021年6月17日、中国メディアの観察者網によると、動画サイトに貧困に関するウソの情報を流して利益を得ていたとして、四川省の動画作成者らが処分を受けた。

記事は、四川省涼山イ族自治州公安局が16日に発表した内容を紹介。それによると、同局の警察官が3月に動画サイト上で「あるグループが貧困支援を名目に事実と異なる動画を撮影してフォロワーを集め、ライブコマースで利益を得ている」という告発動画がアップロードされていたのを発見した。

そして、同局のネットワーク安全部門が調査を実施したところ、告発を受けたグループが長期間にわたり「韓文団体」というアカウント名で同自治州の貧困支援を呼び掛ける動画を掲載、意図的に貧困を演出し、架空の生活シーンを撮影した事実とは異なる映像を配信してフォロワーを獲得した上で、ライブコマースによって利益を得ようとしていたことが明らかになったという。

告発動画では、「韓文団体」が動画の視覚効果を高めるために目薬を使ったり、体をつねったりといった手段で人為的に少女に涙を流させるシーンを撮影していたことや、自分で買ってきたリンゴを「聴覚障害を持つ母子が生産したリンゴ」として販売していたことなどが告発された。

同局の責任者によれば、「韓文団体」のリーダーに対し拘留7日間、メンバー3人にはそれぞれ科料500元(約8600円)の行政処分が科されたという。(翻訳・編集/川尻

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