習主席と父親、世代間のバトンパス

CRI online    2021年6月19日(土) 20時40分

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2020年5月11日、視察先の山西省大同市雲州区西坪鎮坊城新村で村人たちと世間話をする習主席。

習近平国家主席と父親の習仲勲氏はいずれも、共産主義にぶれない信念を有する中国共産党の党員です。

人々の目には、「大衆の中から生まれた大衆のリーダー」に映っている習仲勲氏は人民といつも一緒にいます。習主席は父のことを誇りに思っていると同時に、その父から多くの尊い品格を受け継ぎ、身に付けています。

習主席は父親の習仲勲氏と同じく、「全ては大衆のために、全ては大衆をよりどころに、大衆の中から生まれ、大衆の中に入っていく」というモットーを終始貫いています。習仲勲氏は常に、「指導者・幹部と大衆は平等な関係にあり、上下優劣の区別はなく、いつまでも大衆とともに暮らすことが大事だ」としています。

△1980年8月末~9月初、広東省湛江で農村を視察し、若者と語り合う習仲勲氏(左端)

習主席は父親の理念を受け継ぎ、「すべての党員・幹部には、人民に奉仕する責務はあるものの、役人として威張る権力はない」と言っています。

1978年、65歳の習仲勲氏は南下して、広東省の政治をつかさどる責任者になりました。北方で数十年暮らしてきた習仲勲氏は、湿気が高く蒸し暑い南方の気候にはなかなか慣れませんでした。しかし、7~8月の間、彼は炎天下にもかかわらず、立て続けに広東省東部の梅県や汕頭、恵陽などの21の県を歩き回りました。

父親のこうした仕事振りから、習主席は深い影響を受けました。2020年11月3日に、第14次五カ年計画の「建議」が全文公開されました。歴史的な意義を持つこの文書は、習主席による陣頭指揮の下で完成したものです。そのために、習主席は相次いで吉林省や安徽省、湖南省、広東省などに赴き調査研究を行い、7回もの特別座談会を主宰しました。習主席は「調査がなければ、発言権も政策を決定する権利もない」と言っています。

△習仲勲氏を囲む習主席一家

習主席が父親から学んだもう1つの品格は、勤勉と節約です。習仲勲氏は厳しいと言えるほどの倹約家で、家庭内のしつけの厳しさも周知されています。父親が身をもって手本を示したことによって、習主席は幼い頃から、勤勉・節約の習慣を身に付けました。

「節約質素、贅沢防止は、わが党の家宝だ。今日になって、我々の生活が改善されたものの、刻苦奮闘の精神は少しも欠かせない。素朴な精神でわが身を磨き、素朴な行動で事業を起こし、節約を敢行し質素な態度で全てのことを全うすべきだ」と、習主席は身をもってこのように実践しています。

手本には尽きない力があります。父親の1つ1つの言行から、習主席は「如何に人民にためになるピュアな人間になれるか」を教わりました。大衆路線、調査研究、勤勉節約、これら党の家宝は、習仲勲氏と習近平主席の間で、親から子へと脈々と受け継がれ、発揚されています。(提供/CRI

△2020年9月17日、湖南大学岳麓書院視察中の習主席

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