このほど中国メディアが報じたジャッキー・チェン（成龍）とジョアン・リン（林鳳嬌）夫妻の離婚危機について、ジャッキー・チェンのスタッフが否定のコメントを出している。

中国の日刊紙・新京報などがこのほど報じたもの。ジャッキー・チェンの夫人で元女優ジョアン・リンが法定代表人を務め、2007年に設立された中国企業「北京中泰龍威房地産諮詢有限公司」「藝房紫（北京）文化傳播有限公司」の内部変動を伝え、この2社の監事からジャッキー・チェンの本名「陳港生」が消えたと報道している。

中国メディアによるとジャッキー・チェン（成龍）の中国版ツイッター・微博（ウェイボー）では、18年7月を最後に、投稿されたメッセージでジョアン・リンに触れることがなくなっている。今回、会社役員からジャッキー・チェンの名前が消えたのは、2人が離婚に向けて資産の整理を始めたことを示すのではないかと報じられていた。

なお、ジャッキー・チェンは1982年、台湾の人気女優だったジョアン・リンと結婚。同年、2人の間には歌手で俳優の長男ジェイシー・チャン（房祖名）が誕生している。

降って湧いた離婚危機の報道について19日、ジャッキー・チェンのマネジメントを行う会社の幹部が香港および台湾メディアの取材に応じ、「2人はとても仲良くやっている」と回答して疑惑を否定。役員を退いたジャッキー・チェンについては、「企業の内部調整にすぎない」と説明している。（Mathilda）