Record China 2014年5月10日(土) 12時35分
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9日、中国のコラムサイトに「抗日『神』ドラマが憎しみの種を植え付ける」と題した記事が掲載された。写真はゴム銃を手にした少年が日本兵をバタバタと打ち倒す抗日ドラマ。
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2014年5月9日、中国のコラムサイト・百度百家に「抗日『神』ドラマが憎しみの種を植え付ける」と題した記事が掲載された。
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最近の抗日ドラマはますます「神懸かり」になっている。銃を持った日本兵に中国人はナイフで抵抗して負かす。ゴム銃を手にした少年が日本兵をバタバタと打ち倒す。か弱い中国人女性でさえ、弓で日本兵を1人残らず撃ち殺してしまう。もしこれが真実なら、日本軍を追い出すのに8年もかからなかった。今頃は全世界が中国のものになっていただろう。
「抗日ドラマはフィクションでいい。見終わったらそれで終わり。史実に忠実なドラマや映画を作る必要はないし、作ることもできない。想像力を無限大に働かせて面白くすればいいんだ」という主張もある。
だが、問題は抗日ドラマの内容ではなく、その効果だ。抗日ドラマは中国人の愛国心と民族主義を育てる。しかし、このようなドラマで育った愛国心や民族主義は破壊性を含んでいる。こうした愛国心に染まった人間は、反日デモなどで日本車を見れば破壊するような暴力を振るうようになる。グローバル化が進む今、民族主義から日本製品のボイコット運動を行うのは、自分で自分の首を絞めるようなものだ。
抗日ドラマから日本人に対する恨みを植え付けられた若者は、その恨みを現実の行為で晴らす可能性がある。憎しみの種がまかれ、芽を出し、その花が咲けば、世界は狂気に満ちてしまうだろう。(翻訳・編集/本郷)
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