【CRI時評】中国の新型政党制度のどこが新しいのか

CRI online    2021年6月26日(土) 15時10分

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中国共産党創立100周年を目前に控えた25日、中国政府は『中国新型政党制度』白書を発表し、諸外国が中国の政党制度と政治体制を全面的に理解するきっかけを提供した。

中国共産党創立100周年を目前に控えた25日、中国政府は『中国新型政党制度』白書を発表し、諸外国が中国の政党制度と政治体制を全面的に理解するきっかけを提供した。

中国の新型政党制度の「新」はどこにあるのか。

まずは、異なる政党間の特別な関係にある。

役割の面から見ると、中国の新型政党制度には中国共産党と八つの民主党派および無党派人士が含まれている。そのなかで、中国共産党は指導的地位、執政党の地位にあり、民主諸党派は西側の政治でいう野党、反対党ではなく、中国共産党の指導のもとで国家統治に参与する参政党だ。国家政権への参加から重要な方針・政策、重要指導者の選出に関する協議への参与、国の事務管理への参与から国の方針・政策、法律・法規の制定と執行への参与に至るまで、民主諸党派は中国の政治生活に幅広く参与している。中国共産党と民主諸党派の間には親密な協力パートナーシップが形成された。

次に、中国の新型政党制度の新しい点は政策決定過程と統治手段における独自性にある。

中国共産党と八つの民主党派、無党派人士はそれぞれ各業界の代表を結集している。これにより、中国の新型政党制度は多くの人の意思を尊重するとともに、少数の人の合理的要求に配慮し、異なる階層、異なる社会集団の利益的要求をよりよく代表できるようになった。このほか、中国の新型政党制度は政党協議、参政・議政(政治に参加し、政治を論じる)、民主監督などの制度化設計を通じて、各方面の意見と提案を集中し、政策決定の科学化・民主化を推進し、党派の利益、階級の利益、集団の利益の弊害、否決する政治、議論しても決定せず、決定しても実現できないという問題を効果的に回避し、国の政策の連続性と安定性を確保した。

70年余りの発展を経て、中国の新型政党制度は中国の政治と社会生活の中で独自の優位性と強大な生命力を示し、国家ガバナンス体系・ガバナンス能力の現代化を力強く推進し、現代世界の政党政治の発展のための「中国の提案」に貢献した。それはまた、世界には各国に普遍的に適用される政党制度がなく、自国の国情に合って、ガバナンスの機能を体現する政党制度こそ、良い政党制度であることを示している。(CRI論説員)

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