【CRI時評】3000万からゼロへ、中国が「素晴らしい快挙」を遂げた理由

CRI online    2021年7月1日(木) 14時40分

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「素晴らしい快挙だ」。世界保健機関は6月30日のニュースリリースで、中国がWHOからマラリアを撲滅した国として認定を受けたことを発表した上で、そのような言葉で評価した。

「素晴らしい快挙だ」。世界保健機関(WHO)は6月30日のニュースリリースで、中国がWHOからマラリアを撲滅した国として認定を受けたことを発表した上で、そのような言葉で評価した。これにより、中国はWHO西太平洋地域でこの30年余りの間に初めて同認定を受けた国となった。

マラリアは世界で最も致命的な感染症の一つだ。中国のマラリア感染症例は1940年代の3000万人から2017年のゼロへと減少し、現在までゼロを保っている。これは、中国の数十年にわたる正確な予防・抑制の成果であり、また全国民健康保障体系建設の成功でもあり、さらに中国の執政党が人間本位を堅持して終始、人々の命の安全と健康を最優先させた必然の効果でもある。

中国は人々の健康を守るため、1950年代からマラリアとの闘いを始め、貧困扶助活動が進むにつれて、人々の住居、生活条件、通信、医療などは大幅に改善された。特に全国民をカバーする基本医療保障ネットワークの構築は、マラリア撲滅に重要な役割を果たした。

例えばアルテミシニン療法は、ノーベル生理学医学賞を受賞した中国の中医薬専門家、屠呦呦氏のチームの研究によって発見された。アルテミシニン類抗マラリア薬はこれまでに世界中、特に発展途上国で数百万人の命を救い、WHOのマラリア治療の第一選択薬となっている。

世界で人口が最多の国である中国がマラリア撲滅に成功したことは、衛生水準の向上を示すだけでなく、人権事業の進歩を証明している。中国が絶対的貧困の解消に続いて人類の健康と世界の人権の進歩のために果たした重大な貢献でもある。

マラリアの撲滅であろうと、現下の新型コロナウイルス感染症との戦いであろうと、「人類は運命共同体」であることを国際社会に気付かせている。世界的な公衆衛生危機に直面する各国にとって、団結と協力が唯一の正しい選択だ。(提供/CRI

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