中国バドミントン協会は6月30日、東京五輪の代表メンバーを発表した。リオデジャネイロ五輪の金メダリスト・諶龍は3回目の五輪出場が決まった。陳雨菲は女子シングルスで、鄭思維/黄雅瓊のペアは女子ダブルスで、初の五輪金メダルを目指す。新華社が伝えた。

世界バドミントン連盟（BWF）は 5月末、東京五輪の出場権を争う五輪レース対象大会が中止・延期となったことを受け、五輪レースランキングの順位が変更されないことを発表した。ルールに基づき、シングルスはランキング16位以内に2人以上、ダブルスはランキング8位以内に2ペア以上入った場合は、各国・地域から最大2人/2ペアまでが出場することができる。中国は、男子シングルス、女子シングルス、女子ダブルス、男女混合ダブルスの4種目で、2人、または2ペアが出場権を得ている。

中国バドミントン協会は6月30日、東京五輪に参加する代表選手14人が決まり、BWFと中国五輪委員会に提出したことを発表した。諶龍は石宇奇と共に男子シングルスに出場する。五輪レースランキング1位の陳雨菲と何氷嬌は女子シングルスに出場する。

男女混合ダブルスには、近年、「向かうところ敵なし」の鄭思維/黄雅瓊のペアと、最強コンビの王懿律/黄東萍のペアが金メダルを目指して出場する。この2ペアの五輪レースランキングは1位と2位であることは注目に値する。

女子ダブルスには、陳清晨/賈一凡のペア、杜玥/李茵暉のペアが出場する。中国が唯一1ペアしか出場権を得ていない男子ダブルスには、李俊慧/劉雨辰のペアが出場する。同ペアの五輪レースランキングは3位となっている。（提供/人民網日本語版・編集/KN）