Record China 2021年7月5日(月) 7時30分
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中国国営新華社通信系の参考消息(電子版)は3日、インドの「空母キラー」の戦闘力について専門家は疑問視しているとする記事を掲載した。資料写真。
中国国営新華社通信系の参考消息(電子版)は3日、インドの「空母キラー」の戦闘力について専門家は疑問視しているとする記事を掲載した。
香港英字メディア、サウスチャイナ・モーニング・ポストの1日付報道を引用する形で伝えたところによると、インドは6月28日、次世代核弾道ミサイル「アグニP(Agni P)」の発射試験に成功したと発表した。
インドの防衛研究開発機構(DRDO)は、「ミサイルは教科書通りの軌跡を描き、すべてのミッションを高い精度で満たした」とした。
シン国防相はツイッターへの投稿で、「ミサイルはインドの信頼できる抑止力をさらに強化する」とし、「完全にアップグレードされた複合材料、推進システム、革新的な誘導および制御メカニズム、最先端のナビゲーションシステムなどの技術が組み込まれている」とした。
アグニPの射程は1000〜2000キロで、サイズは中距離弾道ミサイル「アグニ3」の半分以下。トラックや鉄道で輸送でき、機動性と迅速な応答性が大幅に向上される。
アグニPについて、インドのメディアは、インド太平洋の敵の艦隊を標的にする可能性があると報じている。
軍事専門家は、「アグニPは対艦能力を証明するためにさらにテストが必要だ。弾道ミサイルで軍艦を攻撃することは、複雑で体系的なプロジェクトだ。ミサイル自体だけでなく、衛星ナビゲーション、端末ターゲットの識別、誘導、操縦システムなど、他の多くのサポートシステムも必要だ。インドにはそうした要望があり、この目標に向けて懸命に努力するという意欲もあるが、それには時間がかかる」と指摘する。
一方で、「対艦任務の準備ができていないかもしれないが、迅速な応答と精度が改善されたアグニPは、インド軍の精密攻撃能力を大幅に強化する可能性がある」とも指摘しているという。(翻訳・編集/柳川)
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