静岡県熱海市で発生した土石流について、台湾から続々と見舞いの言葉が寄せられている。

3日に発生した土石流では、これまでに3人の死亡が確認され、110人余りが依然として行方不明になっている。

台湾の蔡英文総統は3日にいち早くツイッターを更新、「日本静岡県熱海地区で豪雨による土石流などの被害を受けた方々に心からお見舞いを申し上げます。日本の必要な援助を何時でも提供できるように私たちは用意しています」とコメントした。

また、台湾外交部のアカウントも同日「静岡県熱海市で大規模な土石流が発生したとの一報を受け、外交部はただちに日本政府に対してお見舞いのメッセージを発出しました。台湾の人たちは報道映像を見て驚き、また心を痛めています。日本が必要とするならば、いつでも支援を行うことができるよう準備を整えています」とツイートした。

こうした声に対し、日本台湾交流協会がフェイスブックアカウントで反応。「蔡英文総統、台湾外交部、および台湾各界の温かいお見舞いのお言葉に感謝します。隣人からの愛は私たちの力強い後ろ盾です。日本と台湾、共に頑張りましょう」とし、感謝の意を示した。

今回の件について、台湾のネットユーザーからは「どうかご無事で」「被害状況を懸念しています。必要なことがあればぜひ台湾に声をかけてください」「静岡のために祈ります。無事でありますように。日本頑張れ」「（土石流の）映像を見て震えた。静岡の人々の無事を祈ります」「コロナで大変な時期にこんな天災に見舞われるなんて。何か手助けができるルートはないか」「早く生還者が見つかってほしい」「日本の無事を祈っています。私たちは最高の友人」などのコメントが寄せられている。（翻訳・編集/北田）

日本静岡県熱海地区で豪雨による土石流などの被害を受けた方々に心からお見舞いを申し上げます。日本の必要な援助を何時でも提供できるように私たちは用意しています。

— 蔡英文 Tsai Ing-wen (@iingwen) July 3, 2021