人民網日本語版 2021年7月6日(火) 17時50分
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中国水利部農村水利水力発電局の陳明忠局長は3日、2020年末時点の中国の節水かんがい面積は3780万ヘクタールに上ると発表した。写真は中国の農村。
中国水利部農村水利水力発電局の陳明忠(チェン・ミンジョン)局長は3日、2020年末時点の中国の節水かんがい面積は3780万ヘクタールに上ると発表した。うちスプリンクラーかんがい、点滴かんがい、パイプラインかんがいなどの高効率節水かんがい面積は2333万ヘクタールに達した。新華社が伝えた。
陳氏は甘粛省酒泉市で行われた第1回西北節水フォーラムで、「中国の有効かんがい面積は1949年の1600万ヘクタールから現在の6900万ヘクタールに発展し、世界一のかんがい大国になった。全国の耕作地面積の約50%を占めるかんがい面積で、全国の食糧全体の75%、商品作物の90%以上が生産されている」と述べた。
統計によると、中国の農業かんがい水使用量は、過去30年近くにわたり年平均でほぼ約3400億立方メートルを維持し、社会全体の水使用量の56%ほどを占めている。かんがい面積の拡大、かんがい保証率の向上、食糧生産量の安定増加の中で、中国の農業水使用量はほぼ安定を維持している。これは節水かんがいの貢献によるものだ。
陳氏は同時に、「農業節水で大きな成果を上げているが、広域かんがい地区の幹線・支線用水路が老朽化し、修理されないまま放置され、管理体制・メカニズムが整っておらず、情報化水準がまだ低いといった問題がある。中・広域かんがい地区の関連施設の建設と近代化改良、かんがいプロジェクトの標準化、規範化管理などの加速的推進が必要だ」と指摘した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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