韓国大統領候補の「親日勢力と米占領軍の合作」発言、歴史学界は「事実」=韓国ネットにも賛同多数

Record China    2021年7月6日(火) 14時20分

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5日、韓国・ニューシスによると、李在明京畿道知事が「親日勢力と米占領軍が合作し、支配体制を維持した」と発言したことに対し、野党から「妄言だ」と批判の声が上がっている。写真は在韓米国大使館。

2021年7月5日、韓国・ニューシスによると、韓国の次期大統領候補である李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事が「(韓国政府の樹立は)親日勢力と米占領軍が合作し、支配体制を維持した」と発言したことに対し、野党から「妄言だ」と批判の声が上がっている。しかし、歴史学界はこれを「歴史的事実」だとし、「政争の手段に利用してはならない」と指摘しているという。

李道知事は今月1日、「大韓民国は他国の政府樹立段階とは異なり、親日清算ができず、親日勢力が米占領軍と合作して、その支配体制をそのまま維持した」「国は清浄な状態で出発できなかった」と発言した。この発言が物議を醸し、野党からは「大統領選立候補者として、歴史観が正しくない」との声が上がったという。

劉承ミン(ユ・スンミン)前議員(国民の力)は、「大韓民国の出発を否定する知事の歴史認識は極めて衝撃的だ」「独立運動家だった李承晩(イ・スンマン)元大統領は親日勢力ということになるし、米国が占領軍ならこれまで韓国は日本と米国に支配されてきた国だったということか」と反発した。尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長も「理念に酔って国民意識を分裂させ苦痛を与えることに反対する」と批判し、「これについて、国政の最高責任者である大統領や青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)が立場を表明しないことも大きなショックだ」と述べている。

しかし、歴史学者らは、この知事の発言を「ファクト」だと評しているという。複数大学の歴史学教授らに話を聞いたところ、「米軍もソ連軍も、38度線を分岐点に、日本軍の武装解除のために入ってきた占領軍である」「米軍は日本を屈服させるために日本の統治下にあった朝鮮半島に進撃したのであり、確かに占領だった」「占領統治に協力した人々が全て親日派だったのではないが、親日派が相当数含まれていた」「反民族行為特別調査委員会が解散されたため、親日残滓(ざんし)が清算されなかった。大韓民国政府の樹立を親日派が主導したことは事実だ」などのコメントが返ってきたという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「李知事は正しいことを言っている。支持します」「事実通りに発言したらいけないのか?。歴史意識のない人たちは勉強をしなさい」「李知事が正しいことを言ったもんだから、親日の連中が騒いでるんでしょ」「こういう発言のできる人が大統領になったらこの国の未来をどう描いていくのか、期待半分、懸念半分だ」など、李在明氏の発言に賛同するコメントが多く寄せられている。

また「では1945年に韓国は解放されたのか、それとも米軍に占領されたのか。誰か教えてくれ」というコメントも見られた他、「米軍が韓国の地に来た時、確かに占領軍だった。韓国にいた日本軍を捕虜にし武装解除させ、日本人、日本軍人所属の財産を没収した。そして軍政に犯行する者は日本人も韓国人も関係なく処断した。それがファクトだよ。保守の連中は歴史を自分たちのいいように変えようとするが、事実は事実として直視すべきだ」というコメントが多くの共感を得ていた。(翻訳・編集/麻江)

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