中国中央テレビ（CCTV）が5日、「故郷に戻って農業に従事する韓国の若者が増えている」と報じたところ、中国のネットユーザーから「私もそうしたい」など共感の声が寄せられた。

CCTVが韓国統計庁のデータとして伝えたところによると、韓国で昨年、帰郷して農業をしている人は前年より7％以上多い約50万人に上った。その半数近くを若者が占めているという。

これについてCCTVは「韓国で若者が大都市に向かうのは主により良い就職や教育、より多くの余暇の過ごし方を求めるためだが、コロナ禍で人々の消費や娯楽の重心はネット上にシフトした」と指摘。それと同時に都市で就業機会が減ったことや住宅価格が上昇していることにも言及した上で「一方、農村地域は住宅が安く、人口密度や感染率も比較的低いためますます魅力が現れている」としており、これに中国のネットユーザーからは「私も帰って作物を育てたい」「農業をして創業の道を見つけるのはより堅実なこと」「韓国は野菜が高値で売られているから先行きは明るいと思う」「自然回帰は人間の本質」「私も農業をしたいと毎日考えてる」「農村ツアーを始めればいい」などの声が上がっている。（翻訳・編集/野谷）