日本のワクチン支援、台湾人の本音は?―台湾メディア

Record China    2021年7月7日(水) 20時20分

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8日に日本から「第2弾」となるワクチン支援を受ける台湾で、日本からの支援への正直な感想がネット上に書き込まれている。

8日に日本から「第2弾」となるワクチン支援を受ける台湾で、日本からの支援への正直な感想がネット上に書き込まれているようだ。台湾メディアの聯合新聞網が6日付で伝えた。

茂木敏充外相は6日、台湾にアストラゼネカ(AZ)製ワクチン113万回分を追加提供することを発表した。8日に空輸される。台湾へのワクチン支援は、6月に提供した分と合わせて237万回分となる。

記事によると、台湾の有名掲示板PTTであるユーザーの書き込みが注目を集めた。投稿者の同僚は日本からのワクチン支援について「実はAZワクチンは日本では打ちたがる人がいない。放っておいても期限が切れてしまうため台湾に提供するのであって、ついでに人情を演出しているだけ」と考えていたという。

投稿者自身は「純粋に感謝している。(提供してもらえなければ)国産ワクチンができるまで待たなければいけないし、海外のワクチンも購入できていない」と考えているものの、周囲の人からは「単純すぎる」と言われることもあり、他のユーザーに「皆さんは日本からのワクチン提供についてどう思いますか?」と尋ねている。

これに対し、「正直に言って、日本の2度のワクチン提供に感謝している。単純な助け合い」「欲しい人がいるのを分かっているのにあげずに期限切れまで放置する者もいる。『ついでの人情』を当然と思ってはいけない」「どこが悪いのか。世界で取り合いになっているものをタダでくれるんだぞ」「イスラエルは期限が間近なものでさえ売る。それに比べて日本は本当に良心的」「日本のワクチンは彼らの税金で買ったもの。それを台湾に送ってくれるというのにそんな言われ方をするのか」「良くしてもらったのに感謝しないばかりかケチをつけるとは。そんなことで次にまた助けてくれると思うのか」などの声が上がったという。

このほかにも、「ありがとう日本」「心遣いに感謝することは人としての基本」「日本に感謝。ワクチンがあることは悪いことじゃない」「感動しました。ありがとう日本」など、日本への感謝の言葉を書き込むユーザーが多かったと記事は伝えている。(翻訳・編集/北田

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