人民網日本語版 2021年7月10日(土) 8時20分
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今年6月末現在、中国の外貨準備高は前月末比78億ドル減の3兆2140億ドルとなり、減少幅は0.24%だった。資料写真。
中国国家外貨管理局の王春英(ワン・チュンイン)副局長兼報道官が7日に明らかにしたところによると、今年6月末現在、中国の外貨準備高は前月末比78億ドル減の3兆2140億ドルとなり、減少幅は0.24%だった。
王報道官は、「6月の外貨市場は安定的に運営され、外貨取引が理性的な状態を保った。国際金融市場では、新型コロナウイルス感染症とワクチン接種の進展状況、主要国の通貨と財政政策への期待といった要因の影響により、米ドル指数が上下動しつつ上昇し、主要国の金融資産の価格も全体的に上昇した。外貨準備は米ドル建てで計算するため、米ドル以外の通貨を米ドルに換算すると金額が低下し、また資産価格の変化などの要因と総合的に作用し合って、6月の外貨準備規模が縮小した」と説明した。
王報道官は、「将来を見通すと、海外では感染症が依然として厳しい状況で、グローバル経済情勢と国際金融市場は引き続き多くのリスク要因に直面している。しかし中国の経済運営は安定の中で堅固になり、安定の中で好転し、内在する原動力が徐々に増強されており、こうしたことは外貨準備高が基本的安定を維持する上でプラスになるだろう」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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